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津山で活きる鶴山男ブログ

闘魂注入ビンタ

When(いつ):今日の午後
Where(どこで):段級審査が行われている津山市弓道場の的前で
Who(誰が):40年来の付き合いのある重十弓が
What(何を):鶴山男のほっぺたを
Why(なぜ):闘魂注入するために?!
How(どのように):弦を使って、バチっと勢いよく
☆(何回):2回
☆(どうした):ビンタしました。

めっちゃ痛かった~。

でも、心は逆に穏やかでした。
というか、別の人がやらかしたことを俯瞰して見ているような感じ。

それが、何か不思議。

でもさ、こんなことが起きるんだ~。

その時、ふっと心の中に浮かんだのが、アントニオ猪木氏の闘魂注入ビンタでした。

迷っている自分に、闘う勇気を与えてくれたんだ、と思いました。

家に帰った今も、右側のほっぺたがちょっぴりヒリヒリしています。

これは、本日の段級審査での出来事。

参段を受ける人で、2射ともハズこぼれした人っているのかなあ?

超レアケースかなあ?

ある意味おいしい。

ある意味、ね。

で、

これ以下はない。

後は上がるだけ。

参段に合格しなかったのは、言わずもがな。

でも、せっかくなので、学科試験問題で提出した文章を記録として載せておきます。

学科試験問題
〇あなたが日々の修練で心掛けていることを述べなさい。

まず最初に、ストレッチをする等して体をほぐします。還暦を過ぎ、両肩の関節がひどく固くなってきているのですが、自分の体と向き合うことを心がけています。そうすると、日々の喧騒の中で落ち着かず高ぶっていた心も穏やかになっていくような気がします。
いざ練習を始めると、穏やかな心からは離れていくようです。一射一射で一喜一憂しています。この頃は、一憂ばかり目立っています。思ったようにはできなくて。ですが、これが何か楽しい。面白さというのは、できないことと共にあります。できないから練習している。できないから指導していただいている。できないから先人の本を読む。できないから、どうにかしてやろうと思う。できないことにチャレンジしていくことが面白いと思います。
現在、私が取り組んでいる射技のテーマは、『鋭い離れ、大きな離れ、気持ちの良い離れを出す』ことです。そのために、射法八節の一つ一つに心を配ることを重要視しています。できるだけ具体的に、例えば、胴作りでは左右の足・尻・腰の筋肉の力はどの方向にどれくらい・・・とか考えながら、取り組んでいます。
一日の練習を終えた時、『今日も無事に弓を引くことができました。』と、何だか嬉しくなります。
私はこれからできるだけ長く弓道を続けたいなと思っています。そのために、自身の心と体と向き合うことと弓道を続けることで出会った方々に感謝することを大切にしていきたいと思っています。

綺麗ごとではなく、
そのつもりで・・・。

でもさ、正直なところ、後何年続けることができるかはわからない。

男性の健康寿命は、2022年の推計で72.57歳。
これはあくまで推計の平均値で、個人個人はバラバラだけどね。
あと10年も無いと思うと、ちょっとね、弱気・・・。

まあよく頑張った!

という言葉で今日の一日の締めといたしましょう。

重十弓にビンタされた右のほっぺたがまだちょっとなあ・・・。

【後日追記】

学科試験問題の文章では、
私はこれからできるだけ長く弓道を続けたいなと思っています。
と、書いたけれど、

心の中では、

もうやめてもいいか。

と、思っていました。

でも、
せっかく闘魂注入してもらったので、
もうちょっと続けてみようかな。
と。

今は、そんな感じ。