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津山で活きる鶴山男ブログ

木のボールペン作り③_完成!

今日で3日目(週一なので、3週目か?)。

完成を目指します。

➀日目で直方体を切り出し、②日目で穴を開け、その穴に真鍮の管を通してボンドで固定しています。

今日の行程は、

➀システムバレルトリマーで端面を平らにする。※電動ドリル使用。

・直方体は、垂直ではなく、少し傾ける。→ドリルを当てやすくするため。
・穴に入らない時は、ほんの少しずつドリルを回転させる。
・真鍮の管の端をキラッとさせる。ただし、削りすぎない。少しずつ何度もドリルを回転させて調整する。

端っこが少し削れている。真鍮がキラリ。

②ベルトサンダーで角を取る。※削る作業が楽になる。

③ペンマンドレルを使用して、旋盤に散りつける。

・左から、スペーサー1個、直方体、スペーサー1個、直方体、スペーサー2個、金色のネジ。
・金色のネジは、これでもかと力を入れてしめた。反対の回転体を持って、力強くしめる。

・ペンマンドレルのくぼみに回転センターの先端がはまるように接触させる。

④削る。

・回転数はLOWで作業する。HIGHは一度も使わなかった。※大体1200~1400。

刃物を当てやすいようにセット。

基本、一番使う2本の刃物で削る。あらかたは丸型。仕上げで平型。

こんな感じかなあ?

⑤磨く。

150→240→320の順

・刃物を安定させる台は、右に除ける。

⑥塗装する。

 シェラック塗料の1回目は、手回しで塗る。紙はキッチンペーパー。

・シェラック塗料の2回目は、回転(LOW)させて塗る。

・カルナバワックスを回転させながら塗る。

・最後に布でワックスをふき取る。

左がカルナバワックス。缶の方がシェラック塗料。

⑦組み立てる。

部品を確認して、広げておく。
➀差し込む。
②差し込む。

・1回で差し込まない。少し余裕を持たせ、見栄えの良い位置を決める。そして、最後まで押し込む。

・ペン先の方(持ち手)に、軸を差し込む。
→一度に差し込まず、少しずつ入れていくことでボールペンの芯の出具合を調整する。※重要
 差し込み過ぎたらアウト!元には戻らない・・・。※力づくなら?
→ポケット止めのクリップがある方に差し込むとアウト!もう使えない・・・。

後は見ての通り。

完成!です。

ちなみに、木工クラブご用達の差し込む道具は、とっても良くできていて便利でした。

木を使った手作り作品なので、同じものはできません。

世界に一つだけ!一つだけ!

カイヅカイブキのボールペン。

一つだけって、ステキです。