清雅と重十弓
右が清雅。
本日、買いました。
左が重十弓(しげじゅうゆみ・しげとおゆみ)。
45年間、一つ屋根の下で暮らしました。
さてさて、この重十弓ですが、実は大学1年の5月か6月、一つ上の(S)先輩から譲り受けたものです。
その時の私は、えらく調子に乗っていまして・・・・。
きっと(S)先輩がそんな私に目をかけて下さったからだと思います。
その時、とってもとっても感謝しましたし、今でも楽しくて切ない思い出の中の一コマとして、ほろ甘く印象に残っています。
数か月後(9月)、退部した私です。
(S)先輩には何ともあわす顔がないというか。期待を裏切る形になってしまったな、と。
学生時代を通して考えてみても、
今でも一番に『申し訳ない』という気持ちが顕れてくるお方かもしれないなあ…。
あれから45年の月日が流れました。
(S)先輩に会うことはもう無いと思います。
というか、会えないです。
※会いそうになったら、私は穴に入ります。
この場にて、(S)先輩に感謝の気持ちを伝えたいと思います。
昨日の弓道の練習の最後の射。
重十弓で射た最後の的前の射は的中しましたよ。
重十弓、45年間使わせていただきました。
これからも身近に置いて大切にします。
(S)先輩、本当にありがとうございました。
そして、清雅。
6月に購入した『かけ』は、朝嵐一択。
今回購入した『弓』は、清雅一択。
事前に弓具店に連絡しておいて、持ってきてもらいました。
でもまあ、何と言うか、清雅や朝嵐との付き合い方は、
フワフワプッカリコ~。
清雅や朝嵐と一緒にの~んびりと弓道を続けていく予定です。
遥かなる弓の道をポカポカと歩んでいく私の相棒たち。
ちなみに、清雅は生産中止になったようです。「直心 I カーボン」をベースにして作られたのが清雅ですが、「直心 I カーボン」自体が生産中止になったのが理由だとか。
時代の流れですかね?
・・・というわけで、在庫限りの清雅だったのです。
今日購入しなかったら、もう一生出会えなかったかもしれない清雅という名の弓。
縁(えにし)かと・・・。
そんなこんなで、今があります。
有難いことです。