我が人生の師。
『七転び八起き・・・八転び』の我が人生。
たくさんの方々との出会いがあって、嬉しかったこと、楽しかったこと、悲しかったこと等がいっぱいありました。それが生きている面白さだとわかり始めた今日この頃・・・。
そんなたくさんの出会いを振り返る中で、我が人生の師と自信を持って言えるのは、マスターさん!
感謝の気持ちをはちきれんばかり込めまくって、そう思っています。
40年ほど前・・・、大学を卒業したばかりの私は右も左もわからぬが無鉄砲で勢いだけはある青年でした。そして、初めて勤務した職場で出会ったのがマスターさんでした。
いやあ、思い出しただけで赤面・・・。
穴があったら入りたいくらいのハプニングもたくさん思い出す初めての社会人生活。
でも、それ以上に働いて幸せ感をいっぱい味わった一番最初の職場でした。
その時、マスターさんはその職場の大黒柱として大活躍されていました。
仕事ができる!
明るくてみんなからの信頼が厚い!
誰から見ても素晴らしい方です。
私もマスターさんのようになれたらいいなあ。
横からいつもそう思っていました。
10歳年上だと思います。
で、ですね。
私がマスターさんを我が人生最高の師だと思っている理由はというと、ある意味はっきりしています。
公私ともに私のことを本当に可愛がってくださった先輩だからです。
4年間、同じ職場で過ごさせていただきました。
その中で、いろいろなことを教えてもらいました。
各所に一緒にでかけたこともたびたびありました。
山、海、川、花、挙式、宴・・・。
今、思い出してみても、全てがキラキラしています。
最初の職場で勤務したのは4年間です。
その4年間があったから、その後の辛いこと・厳しいことを耐えることができました。
・・・・・な~んてこと言ったらマズいか?
その後も楽しいことはあったよね・・・・!
とにかく、我が仕事人生における黄金の4年間!
※思い出は、遠くになるほど美しいのかもしれません。
でも、
次の職場に転勤した後はと言うと・・・、
すごく可愛がってもらったのに、不義理を重ねた年月。
あっという間の30数年が経ちました。
退職を間近に控えた昨年の3月28日。
マスターさんが退職前の私の職場を訪ねてきてくださいました。
「長いこと、お疲れ様!」
マスターさんにそう言ってもらったら、積年の澱んだ疲れさえ心地よいものに変わったのを覚えています。
不思議。
一言で私の気持ちに変化が生まれた・・・。
(何か疲れたあ。仕事していてしんどかったなあ・・・。)
と(※心の全てではないけれど、)思っていた3月。
それがマスターさんの言葉で、
『私の38年(お仕事)は充実していたなあ。十分満足だよ!』
に変化していくのがわかりました。
単純と言ったら単純・・・。
マスターさんの言葉で力をもらった私です。
マスターさんとの出会いは、私にとって最高の幸運です。
マスターさんがいたからこそ、今、私がここにいる。
我が人生の師。
本当にありがとうございました。