木工作品考・・・
作ってみて初めて、そして、作り終えて使用しようとした時に初めてわかることがありました。
➀木工旋盤の回転に耐えられないこと。
3つとも同じ木です。
器の高さは、もともとは3倍ほどありました。しかし、旋盤で加工しているとヒビが入ってきました。もともと木自体にヒビが多く、大きな作品はできないなあと思っていました。それで、できるだけヒビが無いところを選んで加工し始めました。しかし、その途中で新しい(?)ヒビが生まれてきたのでビックリ。※加工技術が未熟なことも原因か?
手前の器は底辺りまで削り、それでも残ったヒビの部分はグラインダーで削り取りました。もう液体は無理です。
左上、右上ともに、はっきりとした割れを見ることができます。
木って奥が深いなあ。
勉強になりました。
親切な方からの戴き物の木でしたので、何か作ってお返しを・・・、と思ったのですが、これでは返礼品の体をなさない。
このお方には、この木から弓道の道具の『道宝』を作って返礼品とすることにしました。
ありがとうございました。
②お湯を入れたら・・・。
この作品は出来上がりがとっても素敵です。
木目が美しい!
お気に入り!
納得の仕上がり!
今日、シャカシャカと、お茶を飲んでみよう!
でも、その前にお湯を入れて、消毒兼、水漏れが無いか確認してみよう。
お湯はすれすれまで入れて、しっかり熱湯消毒しよっと!
で、
数分後。
あれ?
お湯が漏れてる・・・。
あれれ!
あちゃあ~~~。
お湯が熱すぎた?
お湯を入れすぎた?
木目の方向かな?
それとも・・・?
今度、お師匠に伺うことにします。
この器は木目がとってもお気に入りなので、別の何かで使えるように考えてみます。
勉強になりました!!!
※お気に入りが割れたのは、チョー残念・・・。