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津山で活きる鶴山男ブログ

たばこを吸う大人・・・。

人は物心ついた瞬間から、いろいろな価値観を刷り込まれていくものだなあと・・・。

例えば、

『タバコを吸っている大人はカッコいい!』というもの。

小学校入学前、我が家では、じいちゃんがキセルでタバコを吸っていました。

部屋の中には火鉢があり、灰がたくさん入っていて、その上に炭(風呂焚き用:火をおこした物)を準備して、

いっぷく。

『ききょう』の花のイラストが描かれていたタバコでした。

じいちゃんの副流煙を吸いながら、

(これが大人の煙の味かあ。)

と妙に納得していました。

小学校、中学校くらいまでは、この価値観のまんまでした。

少し変化があったのは高校時代。

『タバコを吸っている同級生は悪でカッコいい!』

になりました。

バス通をしていたのですが、なんか後ろの方で煙がモクモク。

(見ちゃいけない。けど・・・。)

やっぱ気になりますよね。

すると、

ありゃあ、○○君だあ。

それに△△君も。

みんな顔つきがとがっているなあ。

中学生の時とは全然違う。

(こわ~。でも、なんかカッコいい。)

対象は変わったけれど、やっぱりタバコを吸う人はカッコよかったのでした。

高校卒業後、無事(?)喫煙デビュー。

タバコに対する価値観はその後長らく不動。

『タバコを吸っている大人はカッコいい!』

・・・。

なのに、家族から嫌われる。

「臭い。吸うなら外へ出て。」

あれ?

カッコいいはず・・・。

※継続的に吸っていたのは10年くらいでしょうか。その後、紆余曲折を経ながら最終的に現在禁煙中。

そして、現在の社会情勢は、

タバコを吸う=カッコ悪~=ダサ=不健康の極み=他人に迷惑!等々。

喫煙者の立場は悪くなる一方ですよね。

まあ、普通に考えたら百害あって一利なしなのは明白かと・・・。

で、

タバコが良いとか悪いとかの話は置いといて・・・。

今まで刷り込まれてきた価値観を一度疑ってみる必要があるのではと。

価値観はある意味自分を縛ることも多いですし。

それに、

もし、だれかの都合で、いいように刷り込まれたものなら残念ですもん。

※ちなみに、タバコ売れたら喜ぶ人、だれ?

世の中の当たり前を疑ってみよっと!