☆いつでもPolarisさんは、ぶれてなかったです。
ある暑い夏の日、1日中、Polarisさんとの思い出の中で心地よく揺られていました。
Polarisさんと同じ職場の同僚として過ごしたのは、私が20代後半から30代前半にかけての6年間です。
よく言えば、一番エネルギッシュで仕事に前向き(積極的)な頃だったと思います。
知識が足りない分貪欲で、失敗も多いがチャレンジも多くて、
一生懸命無我夢中といった感じの頃。
Polarisさんは2つ年上。
Polarisさんを一言でいえば、リーダーかと。
知識あり、実践力あり。
当然ながら人望もあり。
Polarisさんとのステキな思い出は、出会った方それぞれにそれぞれの形で残っているのだと思います。
ここでは、私の思い出を記しておきます。
まず、先に言っておくこととして、私は正真正銘の『偏屈』だと自負しています。
※特に酒の席では・・・。
他人の重箱の隅によく気が付く・・・。よく言えば、観察眼が鋭い?
自分の意見を曲げない。話を聞かない(受け入れない)。よく言えば、意思が強い?
青臭い論を振りかざす!よく言えば、・・・?
つまり、話すと面倒くさいのが私。
そんな私でしたが、Polarisさんはいつも一番最後まで相手をしてくれていました。
※定例(?)の飲み会の時です。
1次会が終わると、必ず決まった居酒屋さんで2次会が始まります。
その日のうちに帰ったことは100%ありません。
で、いろいろな話をするのですが、
ヒートアップする話の内容は、決まって純粋にお仕事のこと。
※今頃の酒席ではとんとしなくなったと思います。
で、Polarisさんとは、いつも平行線。
あえて、平行線で議論しあうことが楽しかったのです。
毎回、毎回、飽きることは全くなかったのでした。
結構な時間になった時(午前様)、
「それだけ言うんだったら、やって見せてみ~。(へべれけに酔っている。)」
と私が言ったら、Polarisさんが、
「よっしゃ、見に来いやあ。(だいぶ酔っている。)」
と返します。
これが飲み会の最後の〆の儀式でした。
で、
Polarisさんがすごいのはここから。
議論したことに対して、しらふの時に、しっかりと見せて返してくれるのです。
私は、ただただ、
「ありがとうございました。」
と言うだけしかありません。
でもね、
また次の飲み会の席では、性懲りもなく午前様になるまで議論を戦わせていたのでした。
とにかくめっちゃ楽しかった!
飲み会が最高に楽しかったのはこの時代です。
この似顔絵イラストで、なぜ、Polarisさん(北極星)というニックネームをつけたかというとですね。
飲み会ではいつも(私としては)対等の気分で議論していたのですが、本当は違いました。
例えるなら、孫悟空がお釈迦様の手のひらの上で暴れていたようなもの。※孫悟空さん、すみません。
私はPolarisさんを北極星のように慕っていた(頼っていた)のです。
無鉄砲でいて、訳も分からず右往左往している私を、正しい方向へと力強く導いてくれていたのがPolarisさんでした。
人生という名の航海の中での道標がPolarisさん(北極星)だったということ・・・。
いつでもPolarisさんは、ぶれてなかったです。
Polarisさん、本当にありがとうございました。