木工作品_瓢箪(ひょうたん)
先日、お師匠様から、
「ひょうたんを作ってみんか?」
と言われました。
見本はこれ。
特別な形なので、今まで使っていた刃物では削ることができません。
ホームセンターで、『マキタ 替刃式カンナ刃』を買ってきて、グラインダーで特別な形に仕上げます。2種類作りました。※手で持っていると、刃がヤケドするくらい熱くなりました。でも、根気強く!
刃が加工できると、次はいよいよ瓢箪型に削っていきます。
最初は、いつもの丸い刃で形を作っていきます。
この形まで削ったら、紙やすりで磨きます。輪の部分はまだ繋がっています。
忘れないうちに、小さくて細いドリルを使って、キーホルダーを留めるネジを差し込む穴を開けておきます。
次に中の輪を切り離します。
まず、加工刃➀で、垂直に削っていき、次に加工刃②で切り離します。
加工刃➀の形は、彫刻刀の切り出しをもう少し鋭角にした形。
加工刃②の形は、猛獣の爪の形。
これらを使って切り離します。
ちなみに加工刃②の作業時の旋盤スピードは、超ゆっくり。
ダイヤルは9時の方向です。
コ~リコ~リ、ゴリゴリゴリ・・・、ポロリ。
※これにはちょっとビックリ!
輪が離れたら、また磨いて。
磨けたら、普通のノコギリで瓢箪を切り離しました。
で、最後まで磨いて・・・。
出来上がりました!
こんなにちっちゃなものも旋盤で作れることがわかりました。
全長4cm、直径1.5cm。
作品の幅が広がりました!
後日、