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津山で活きる鶴山男ブログ

美和山古墳は津山のお宝!

小学6年生の時の社会科の教科書に『仁徳天皇陵』が掲載されていました。
「すごく立派なお墓だなあ。世界一の広さなんだって。どんだけ~。形も鍵穴みたいで神秘的だね。前方後円墳かあ。」
歴史教科書の驚き第一号でした。

その年の秋のバス遠足で県南の『こうもり塚古墳』の見学をしました。
「へえ、岡山県にも大きな前方後円墳があるんだね。知らなかったあ。」

それから経つこと十数年。
「津山市に美和山古墳があったあ!!!」
27歳頃だったと思います。

埋もれた本棚の中から1冊の本を取り出しました。

みまさかの歴史絵物語(2)
美和山古墳の謎
1994年3月発行
編著者 美作の歴史を知る会代表・長畑 博

この本との出会いで、美和山古墳がとても重要な歴史遺産であることを知りました。
私が津山の歴史に興味を持つことになったキッカケの一つでもあります。

【美和山古墳群の概要】
・ここで美和山古墳と呼んでいるのは、1号墳(胴塚)のこと。※前方後円墳
・2号墳、3号墳、6号墳と続くが、それらは円墳。
・戦国時代、山城が築かれていた。
◇1号墳
・全長80m 
・後円部の直径48m 高さ10m
【当時】斜面にふき石(丸い川石)をっしきつめていた。頂上部の平の所にハニワをめぐらせていた。
・大蛇が葬られているという伝説から胴塚と呼ばれている。

30数年前(朧げな記憶)と比べてみると、とても整備されていて、こざっぱりとした感じです。
※公園らしくなっています。
※私が初めて来た時は、樹木が至る所に生えていたり(胴塚中腹にも)、繁みが広がっていたりしていました。で、鬼ごっこやかくれんぼをするのに最高!?でした。でも、安全面から言っても、断然現在の方がいいですね。津山のお宝ですもん。

後円部の頂上の平らなところに立ち、
「我に力を・・・!」
これで、古代の神秘の力が宿ったはずです。

美和山古墳は、(私の)パワースポットです!