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津山で活きる鶴山男ブログ

神楽尾城跡 絶景かな!絶景かな!

昨年4月から折々に登山している神楽尾山ですが、今日は『歴史散歩』に出かけてきました。
ということで、タイムトライアルはしないで、途中途中で写真を撮ったりしながらの登山となります。

神楽尾公園の駐車場(上の方)の上手に、平和祈念原爆慰霊碑があります。
花枝(しきび)がお供えしてあったり、10年ごとに記念の石碑がつくられていたりしていて、大切にされているのが伝わってきます。
忘れてはいけない!といつも眺めては思っています。
まず、ここがスタート地点です。

テクテク歩いていくと、これぞ登山道という入り口のところに案内看板があります。
(現在地の隣の『金糞池』が気になる・・・。なぜここが?)
とか、思ってみる・・・。
で、ここからが急な斜面になります。

『切り岸』

『切り通し』

『二の丸』

『泥田堀』

と、途中途中に説明の杭がありました。わかりやすいです。きっと『切り岸』と『切り通し』では意味が違うのでしょう。『切り通し』の方が通り抜けするような道かな。

登りきる一歩手前の平らな所に、詳しい説明が書いてある案内看板があります。
『神楽尾』の名前の起こり
➡『作陽誌』に「嚢昔(のうせき|ずっと昔)山上に天剣(あまつるぎ)神社あり。夜々神楽(かぐら)の響き四方に聞こゆ。之(これ)を求むるに人なし。識者曰く。諸神来たり集いて、之を奏すと。遂に山名となす。」
なんとロマンティック。想像するとワクワクしてきます。

看板の続きには、神楽尾城主のことや戦いのことが書かれています。

※家に帰ってから、本を取り出しました。

みまさかの歴史絵物語(4)
作州戦国物語
1991年4月発行
編著者 美作の歴史を知る会代表・長畑 博

領土の争奪戦だね。
強欲で血なまぐさい戦いの歴史。
それを知ることで、
歴史を学ぶことで明るい未来が見えてくるはず・・・。
世界が戦争に翻弄されている現在でも、やっぱりそう信じたい。

『馬場』『三の丸』『武者溜』を確認して、と。
(いやあ、馬も大変だねえ。ここまで登ってくるなんて。)
とか思いつつ、いよいよ本丸へGO!

「さて、後ひと踏ん張り!」

最後、ほんの少しですが、これが特に急な坂道になっています。

はっ、はっ、はっ、。息が切れる・・・。

そして、山頂に着きました。

標高308m。
汗をかきかき登ったけれど、山頂の風が心地よい。
それに、360度の眺めが素晴らしくて『四周展望の城』と呼ばれている。
絶景かな!絶景かな!

やっぱり歴史散歩は面白いです。